木造解体
木造の解体工事について
各構造の中で取り扱い件数、および対応している業者さんが最も多いのが「木造」です。主に重機を使った「機械解体」が主流で、現場の状況によっては手作業による「手壊し工事」が必要になる場合があります。
一般的に木造家屋の解体は、新築や土地売却、借地返却などをきっかけに行うケースが多く、解体工事はその後の土地活用や次の工事に関わる前段階として重要な工程と言われています。
木造解体の方法
機械解体
機械解体であれば、一般的な2階建て30坪前後の木造家屋を解体するのに必要な工期は2週間前後です。なお、基本的に重機は公道を走ることができません。そのため、重機解体を行うには、トラックで重機を搬送する必要があり、十分な道幅がないと回送作業ができず「手壊し工事」が必要になる場合があります。
手壊し工事
「隣の家との距離が近い」「重機が搬送できない」など、現場の状況によっては、「手壊し工事」が必要になるケースがあります。手壊しによる解体工事は機械解体に比べて工期が長くなるため、人件費などの費用は割高です。さらに、解体工事では大量の廃材が出るため、廃材を回収するトラックが近くに止められない場合は廃材の搬送も手作業になるので、職人さんたちの負担が大きくなります。
RC造建物
RC造の解体工事について
RCとは鉄筋コンクリートで組み上げられた構造体です。RC造(鉄筋コンクリート)は主に破砕での作業となるため、粉塵が著しく発生する恐れがあります。 準備の段階にて散水設備、仮設計画を検討した上での解体作業となります。
RC造解体の方法
圧砕工法
ショベルの先端に爪形の刃を持つ圧砕機を取り付け、鉄筋コンクリートを粉砕していく工法です。振動や騒音を比較的抑えることができるため、RC解体では最も使用頻度の高い工法です。
大型ブレーカ工法
鉄骨・鉄筋コンクリート造の建物や、圧砕機では対応できないような断面の大きい部材を、解体する際に使用します。振動や騒音は大きくなりますが、作業効率の高さや、形状に関係なく解体できるメリットがあります。
ハンドブレーカ工法
ハンドブレーカとは、コンプレッサーから空気を送り込む装置のことをいい、重機が入れない場所の解体工事の際に使用されます。現場での経験や高い技術が求められる工法のため、作業するスタッフの経験や技術が求められます。
転倒工法
危険を伴う高所作業を減らすため、外壁などの高さのある構造物を転倒させてから解体する工法です。コンクリートの破片が外部に飛散することを抑えられるため、周囲への影響を最小限に抑えることができます。
鉄骨建物
S造解体工事(鉄骨造)について
S造解体工事とは金属が軸となり、組み上げられた構造物の解体工事です。主に、工場・店舗などの様々な構造物に用いられています。内装材を撤去後、軸となる部分を取り壊していく作業となります。
鉄骨解体工事のポイント
振動・騒音対策
解体工事の現場では、振動や騒音が付きものです。
当社では、工事前に近隣の皆様へのご挨拶へ伺うことはもちろん、振動や騒音を最小限に防げるよう努めております。また解体の際に、廃材が飛散しないよう養生も十分に行い、徹底して解体工事を行います。
内装解体
内装解体工事について
店舗・事務所・マンション・住宅などの内装材の撤去作業となります。目的に応じて内容は異なりますが、リトラストではスケルトン(全撤去)から浴槽・キッチンの部分工事まで幅広く対応いたします。
内装解体のポイント
自社施工の会社に依頼することで、コストを削減
内装解体工事では、リフォームをお考えの方がリフォーム業者に依頼することがあります。
しかし、その場合、解体工事は下請け業者へと外注するケースが多く、その分中間マージンといった、工事とは関係のない費用が追加されます。そのため解体工事は、当社のような解体専門業者に直接依頼する方が、余計な費用がかからず、コストを抑えることが可能です!
小さな解体工事のご依頼にも対応可能
経年劣化により、ボロボロになってしまったカーポートや、腐食したウッドデッキなど、部分的な小さな解体工事のご依頼も喜んでお受けいたします。
工事の大小に関係なく、「ここ部分だけ取り壊してほしい」といった解体工事は、当社にご相談ください。
内装解体工事の方法
スケルトン工事
店舗・事務所・マンション・住宅などの内装材の撤去作業となります。目的に応じて内容は異なりますが、リトラストではスケルトン(全撤去)から浴槽・キッチンの部分工事まで幅広く対応いたします。
内装解体の原状回復工事
内装解体の原状回復工事とは、テナント契約前の状態に戻す解体工事を指します。具体的には、借主が持ち込んだ備品や設備機器の撤去だけでなく、契約後に追加工事を行った壁や床などの撤去解体も含まれるのが特徴です。
外構等の取り壊し
外構撤去工事について
建物の解体工事だけではなく、建物周辺のブロック塀・擁壁・コンクリート土間・アスファルトなどの外構解体工事及び植栽・庭石等の撤去工事にも対応いたします。
外構撤去工事とは、分かりやすく言うと建物周辺の撤去工事のことです。家屋の場合、ブロック塀や庭、門柱などの構造物があります。これらの構造物を撤去する工事になります。
外構撤去工事の撤去対象
ブロック塀撤去
ブロック塀はブロックを積んで作られた堀です。ブロック堀は耐久力や耐震性能があまり高くないため、ヒビが入っている、傾きがある、築年数が長いといった場合、新しいものに変える必要があります。
門柱・門扉の撤去
家や敷地の入口にある門の撤去工事です。人が日常的に通る箇所になりますので、安全面の観点からも、ヒビが入ったり、傾いたりしてしまっている場合、早めに解体して新しくすることをおすすめします。
カーポート撤去工事
カーポートの解体は、建物の解体工事と同時に行われることが多いです。住宅のカーポートの場合、隣家と接している場合が多いため、隣家を傷つけないように慎重な作業が必要です。
フェンス撤去工事
フェンスは家の外周を囲い、近隣からの視線を切るために設置されています。カーポートと同様に隣家と接している場合が多いため、隣家を傷つけないように慎重な作業が必要です。
庭木の撤去
庭木は長い時間が経つと成長しすぎて邪魔になってしまうことがあります。特に、地中深くに根を伸ばしている場合、水道管やガス管の故障の原因になる場合もあります。
庭石の撤去
庭木や庭石は重さ、大きさによって撤去費用が変わります。もちろん大きければ大きいほど費用は高くなります。庭木の場合、高さによって費用設定がされている場合が多いです。
空き家解体
空き家の解体工事
当社は、空き家の解体工事にも対応しております。空き家を所有していると、建物や庭を定期的に管理する必要があり、それを放置していると近隣住民や役所からクレームが来てしまいます。そのことを考えると、早めに空き家を解体することで、管理し続ける必要がなくなります。
空き家の解体は、みなさまが心地よい生活を送れる第一歩です。現状、どうしたらいいか分からず放置しているという方も、まずは当社までご連絡ください。
空き家(木造)の解体方法
機械解体
機械解体であれば、一般的な2階建て30坪前後の木造家屋を解体するのに必要な工期は2週間前後です。なお、基本的に重機は公道を走ることができません。そのため、重機解体を行うには、トラックで重機を搬送する必要があり、十分な道幅がないと回送作業ができず「手壊し工事」が必要になる場合があります。
手壊し工事
「隣の家との距離が近い」「重機が搬送できない」など、現場の状況によっては、「手壊し工事」が必要になるケースがあります。手壊しによる解体工事は機械解体に比べて工期が長くなるため、人件費などの費用は割高です。さらに、解体工事では大量の廃材が出るため、廃材を回収するトラックが近くに止められない場合は廃材の搬送も手作業になるので、職人さんたちの負担が大きくなります。